It's a piece of cake!!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
風に押し戻されて
奴は帰ってきた
再び定位置へ
そしてまた睨み合い
そのときオレはある異変に気づいた
カメムシBが消えてる・・・
そうカメムシAに気を取られすぎて
完全にもう一匹を見失った
最悪だ
必死で辺りを見回すも完全に姿がない
カメムシAと睨めっこをしながら
カメムシBを見つけなければならない
もしかしたらすでに近くに?
そんな恐怖を感じながら
ただ精神力だけが削られていく
授業時間は1時半
こんなにも長いのか
いや普段からながって感じてるけど・・・
そんなことを考えながら
ふと視線を下ろしたとき
恐怖の対象がそこにいた
やられた・・・
しょうもないことを考えているうちに
完全にデンジャーへの進入を許してしまった
カメムシBはオレの足元にいた
まさかの高さを利用した裏取り
本家にはないテクだ
どうする・・・
先に動いたのは相手のほう
オレのことなどお構いなしに突っ込んでくる
ちょいちょいちょいー
最大の緊張が走る
とりあえず足で床を叩く
するとカメムシは動きを止めた
よし!いいぞ!
そのままカメムシに足を近づけていく
するとカメムシは進路を変えて歩いていき
やがて見えなくなった
ふー
外流し完了
今度は歩いていったから
エアコンの風圧で帰ってくる心配もない
最大の危機を乗り越えた
あとはカメムシAを見つつ授業を受ければいい
そしてついにチャイムがなった
長かった
得たものはなく
失ったものはデカい
気がする
とりあえず次の授業は爆睡やなって思いながら教室をあとにした
おわり
PR
この記事にコメントする